目黒警部さんの旅行記 >> 夏一人旅 六日目 タートパノム

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目黒警部さん 写真
トラベラー名目黒警部
登録日2005年01月03日
渡航国10ヵ国
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目黒警部さんの旅行記の内容


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夏一人旅 六日目 タートパノム
アジア >> タイ >> タート・パノム
2005年07月09日〜2005年07月19日 / 写真23枚
タート・パノムホテル情報
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まだタイ・ラオス・カンボジアという国境がなかった時代から仏教徒は、仏陀の胸骨が仏舎利内に安置されている聖地、タートパノムへ巡礼に来ていた。
イサーンの田舎町タートパノムは、インドシナ半島の仏教徒の聖地である。
現在、毎年2月に行われている7日7晩の祭りにはタイ・ラオスから大勢の人が巡礼にやってくる。
タート・パノム 写真
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なにかにせかされているようだった。
ムクダーハーンに一泊した後、タートパノムへ足早に移動した。

ムクダーハーンの国立公園になっている山頂から雄大なメコン河を見たかった、メコン河の島へも行きたかった、そして対岸のラオス・サワンナケートにあるタイの聖地タートパノムと対なる聖地タートインハンへも行きたかった。

あてのない旅のはずだったまだ日はあったが、いつのまにか決めていた行程通りに旅を進めていた。

ムクダーハーン9:30発・エアコン付1等バスにてタートパノムへ10:30着(乗車券:40B)

タート・パノム 写真
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タートパノムのバスターミナルからワット・プラ・タートパノムまでは歩いていける距離(500−600M程)である。
晴天の中、大きなキャスターバッグを引きずりながら歩くのはやめにした。
バスターミナルで客待ちをしていたツゥクツゥクにて寺院裏門前まで乗った、ものの数分にて到着、料金は10B。

裏門をくぐると目の前には、天に伸びた塔がそびえ立っていた。
タート・パノム 写真
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境内を回り正面に出た。
高さ52Mの仏塔は、美しかった。
暫し立ち尽くす。
タート・パノム 写真
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四体面の仏塔は、優美な曲線にて天をさすように伸び上がっていた。
先端には16Kの黄金の相輪そして表面の装飾には約110Kの純金が使われている。
そして塔内部には、仏舎利(仏陀の胸骨)が収められている。

タート・パノム 写真
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現在の塔は、1975年8月11日深夜の大雨にて一瞬に倒壊した為1978年にプミポン国王自ら祭主となられて再建されたものである。

見つけ出された仏舎利は、再度塔内に安置された。
タート・パノム 写真
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新しい塔へ自然と目は向けられるが、下部の側壁にはドブァーラブァティ時代と思われるクメール様式とは、明らかの違う素朴な石造の浮彫りがある、9世紀のものだと言われている。
タート・パノム 写真
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寺院正面門、大型バス数台連ねてタイ人観光客が大挙してやってきた。
イサーンにおいて、仏教徒のタイ人にとっては、はずせない名刹のようだ。
タート・パノム 写真
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クメール帝国(アンコール朝)より以前、飛鳥・奈良時代(7〜8世紀)ぐらいにモン族のドブァーラブァティ王国がタイ中部(ナコンパノム)に栄えていたが詳しいことは分からない。
タート・パノム 写真
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タイ中央部で栄えたドブァーラブァティ美術は、インド美術の影響が強く釈迦をかたどったものが多い。仏像は薄い衣を身に着け、四角い顔、厚い唇、直線的につながった眉が特徴である。
タート・パノム 写真
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寺院は広くなく一周するのに10分もあれば十分である。
入場料はいらない。

休憩スポットは、塔後ろにある大きな木の木陰。
木陰にてずいぶん暑さはしのげた、時折ここちいい風が吹く・・・
大木の下のベンチに座っていると、後方の廊下にある、 おみくじ をしに女性2人がやってきた。
タート・パノム 写真
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仏舎利塔前にて人々は祈る祈る。
タート・パノム 写真
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一般的にラオ様式と呼ばれている塔は、付近のタイそしてラオスの町にても見かけられる。
この地方独特のものだと思われるが、原型がドブァーラブァティー時代に現れたかどうかは定かではない。

タート・パノム 写真
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タート・パノム 写真
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タート・パノム 写真
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バスでやってきたタイ人観光客は30−40分ほどで寺院を後にした。
そして観光客は、数名のみになり静寂が戻った。
タート・パノム 写真
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先端16Kの黄金の相輪を見上げる。
タート・パノム 写真
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優美な曲線を描く仏舎利塔の写真を何度写しても飽きなかった。
美しい・・・
タート・パノム 写真
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正面門より仏舎利塔を写す。
タート・パノム 写真
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ドブァーラブァティ時代モン族が支配していた王国は、タイ中西部からミャンマーの半島部を含めてアマンダ海に達していた。
タート・パノム 写真
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写真をクリックされ、元画面にされて見てください。
ワット・タートパノムの正面からメコン河に向かって写しました。
写真の遥か、かなたに白い門が見えます。
この凱旋門は、ラオス・ビエンチャンにあるワット・タート・ルアンに通じるランサン通りにある凱旋門(パトゥーサイ)を模して建てられたミニチュアです。
タート・パノム 写真
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ラオス・ビエンチャンの凱旋門は、パリの凱旋門をモデルにして建築された。
ラオス(ベトナム)はフランス領であったためだが、ここラオス対岸のメコン河沿いの街、タートパノムにも影響を及ぼしており、フランス風中国建築の名残が見られる。
華人が営む商店が多い。
タート・パノム 写真
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寺院の横門より寺院を後にした、寺院前にはタナカというおしろいを塗った、ミャンマー人だと思われる女性が露天を出していた。
国境(ラオス・カンボジア)近くの町だからだと思ったがミャンマー国境は方向が違う。

露天のおばさんにトイレの場所(すぐ近くにあった)を教えてもらう。
タート・パノム 写真
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タートパノムは寺院見学のみにて、ほんの1時間強の滞在だった。
寺院裏門より出て、寺院横の通り向かいの駐車場で客待ちをしていたツゥクツゥクを手をあげて合図をして呼んだ。

重いキャスターバッグがなければ、街中を散策しながらバスターミナルまで行くのだが・・・(乗車数分・10B)

バスターミナルの前にはナコーンパノム行きの普通バスが停車していた、急いで乗車券を買い(20B)横手にある売店にてスプライトを袋詰にしてもらい、バスの一番後方左の長いすのシートに座った。

早々にカバンより昨日ムクダーハーンの露天で買った残りものの、卵(カイピン)を取り出し食べ、袋詰にしてもらったスプライトをストローにてすすった、ささやかな昼食である。

同じシート席右手の隅には、僧侶が座っている。
目の前のパイプに支えられた、若い男の車掌の尻。
後ろのバスのドアは明けはなられており、風は舞い込み涼しかった。

車掌は時折、パイプにもたれ立ちながら眠りについたすぐ横手の明けぱなしのバスのドアから転落しないか気がかりだった、バスが揺れると車掌は目覚めて体勢を整えた。

バスはイサーンの大地を、メコン河沿いに北上して行く。
タートパノムよりナコーンパノムへの移動である。


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